遺伝で高脂血症になるのか

高脂血症(または脂質異常症とも言います)は血液中の脂質が非常に多くなってしまっている状態で年齢が高くなるにつれ、かかりやすい病気であり、放っておくと動脈硬化になってしまう恐ろしい病気です。

 

高脂血症は油や脂肪、糖分などの多い食事の摂り過ぎや、普段の生活の不摂生などが大きな原因とされています。では、遺伝は関係ないのかというとそうではありません。

 

血液中にはコレステロールなどの脂質が含まれていて、必要以上に含まないように余分なコレステロールを取り除く機能があるのですが、両親が高脂血症であり、その遺伝子を受け継いでしまった場合、その機能がうまく働かずに血液中の脂質が増えて高脂血症になってしまうことがあるのです。

 

これを家族性高脂血症、または家族性脂質異常症と呼んでいます。両親からの遺伝は両親の片方だけから遺伝する場合もありますし、両親の両方から遺伝する場合もあります。

 

片方からの遺伝の場合をヘテロ型の高脂血症と呼び、両方からの遺伝の場合をホモ型の高脂血症と呼ばれています。

 

ホモ型の高脂血症は非常に稀で百万人に一人の割合くらいと言われていますが、ヘテロ型と比べてもコレステロール値も非常に高くなり、症状も強いものとなります。

 

これら遺伝による家族性高脂血症も普通の高脂血症と同様に食事両方をメインに状況によって薬や運動を取り入れた治療が行われることになります。皆さんも一度自分のご両親が高脂血症であるかをチェックしてはいかがでしょうか。

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